今日3/3は、都立高校一般入試の合格発表でした。
全日制受検者35,877名のうち、合格者は28,188名、不合格者は7,689名です。
実質倍率は1.27倍(前年1.35倍)と、大きく下がりました。
1.3倍を切るのは19年振りです。
普通科1.30倍(前年1.39倍)、普通科単位制1.29倍(前年1.34倍)、総合学科は1.20倍(前年1.27倍)でした。
やはり私立高校の授業料無償化の動きが倍率低下に大きく影響したようです。
氷雨と雪の舞う寒い一日でした。
今年は内申点が低い生徒が多かったので、本当に苦しい入試でした。
当日かなりの高得点をとらないと合格できないにもかかわらず、夢への挑戦をあきらめなかった生徒が、今年は特にたくさんいたのです。
私も、最悪3分の2以上が不合格になるかもしれないと覚悟をして、昨夜から一睡もせず合格発表を待ちました。
結果は以下の通りです。
都立高校
国分寺 1
武蔵野北 1
日野台 1
昭和 1
多摩科学技術 2
神代 1
小平南 1
上水 1
府中 1
青梅総合 1
武蔵村山 1
私立高校
拓殖大学第一(特進) 2
錦城(進学) 1
拓殖大学第一 3
八王子実践(特選・特待生) 1
東京電機大 1
杉並学院(総進) 1
八王子実践(選抜) 1
明星(本科) 1
大成(文理) 1
昭和第一学園(総進文理) 1
第一志望が不合格だった生徒は2名。
これはかなり無理を承知でチャレンジした結果なので、ある意味、実力相応の結果でした。
それでもあともう1~2問正解していれば合格していた可能性が高いので、本当に惜しかった。
まさか合格するとは、奇跡じゃないかしらという生徒が一人や二人ではないので、正直今でもなんだか信じられないような結果です。
結果次第では、塾をやめることも考えなければならないと、追い詰められた気持ちでいた私にとって、希望の旗を振りながらまるで奇跡のように次々に援軍が現れた、そんな一日でした。
母が教室のどこかで楽しそうに笑っている姿が目に浮かびます。
みんな、合格おめでとう。そして本当にありがとう。
野津塾
野津昌生