新入生の受付

すっかり月イチ更新になってしまって申し訳ありません。
忙しさを言い訳にせず、もうちょっとマメに更新しなければ…。

例年通り昨年の夏頃から、2023年度新1年生の入塾のお問い合せのお電話が入り始めました。
1月末の現時点で、すでに定員を超えましたので、そろそろ募集を閉め切ろうと思います。
この後、3月の体験入塾とクラス分けテストを経て、4月からの正式入塾となります。
これまでにお問合せのお電話をいただいている方には、3年生の高校入試が一段落した頃に、塾から体験入塾の日程などのご案内をいたします。
なお、現時点で定員を超えていても、入塾しない方がいらっしゃる場合がありますので、入塾をご検討中の方は、お問い合せのお電話を頂けますようお願い申し上げます。
キャンセル待ちという形で、空席が出ましたら、お問い合わせ順にご案内させていただきます。

野津塾は、目の行き届く少人数での丁寧な指導を大事にしています。
人数を増やして利益を上げることよりも、人数を減らして授業の質を上げることのほうが大切だと考えています。
まことに勝手ながら、どうぞご理解いただけますようお願いいたします。

◇◆◇

「床屋さんにて」

昨年末、近所の床屋さんへ行きました。
閉店間際の空いた時間に行きましたので、お客はもう一人だけ。
床屋の御主人とゆっくりお話ししながらの散髪です。
床屋さんの息子さんも娘さんも野津塾に通っていましたので、今は大学に通う二人の様子など御主人に伺いながら、のんびりと髪を切ってもらっていました。

すると隣の席で散髪をしていた、身なりの整った恰幅の良い男性が話しかけてきました。
自分の顔を指さし、
「お久しぶりです。おぼえてますか?」
誰だろう、生徒の御父兄だったかな…。
だいたい私は仕事以外では、街を歩いている時に知り合いとすれ違っても気付かないくらいぼんやりしているのです。
「20年前に塾でお世話になりましたYです。ご無沙汰しております。」
「おー!あの小さくて気の強かったY君か!」
思い出しました。高校受験ではかなり成績が危なくて、それでも周囲の心配を押し切って受験し、見事合格したあのY君!
Y君は散髪の間、今の仕事のこと、家族のこと、今更ながらに勉強の大切さを実感していることなどを語り、最後に
「お世辞でもなんでもなく、野津塾に行ってなければ、自分は全然違った人生を歩んでいたと思います。今の自分があるのは、塾のおかげだと感謝しています。本当にありがとうございました。」
そう言ってくれました。
非の打ち所のない礼節です。何という立派な態度でしょうか。
ところが私は、何というべきか迷った挙句、「ああ、うん。いろいろ足りない先生でごめんな。」とよくわからない返事をしてしまいました。

20年前の私は、つまらないことで生徒を叱り飛ばし、とにかく結果を出さなければとむきになっている未熟者でした。指導力も忍耐力も足らず、成績が上がらないのを生徒のせいにして、無理やり勉強させようと競争させていたと、今は痛切に反省しています。
当時の生徒達には、本当に申し訳なく、合わせる顔がないと思うのです。

だから彼にも謝らなくてはいけないと思ってそう言ったのですが、Y君は不思議そうな顔をして、ただ笑っていました。

今もまだ、私は先生として未熟者だと感じます。
生徒の成績が上がらなければ、それは先生の責任です。
自分が責任を引き受ける覚悟がなければ、感謝される資格はないと思っています。

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野津昌生

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