教室から

3月16日(木)、3年生の合格と卒塾を祝って、お別れ会を開きました。

教室から」のページにも、卒塾記念の写真があります。
デジカメでお別れ会の写真を撮るようになってからの21年分が並べてあります。
もちろん、それ以前の生徒たちの記録も、ちゃんと残っています。
あらためて見直すと、ずいぶん続けてきたんだなぁと感慨深い気持ちになります。

卒塾生たちが毎年、私たち塾の先生に、心のこもった贈り物を贈ってくれます。
それは寄せ書きの色紙だったりすることが多いのですが、今年はちょっと違いました。
多くの生徒や生徒の保護者の方が、封筒に入った手紙を先生たちに手渡してくれたのです。
お別れ会が終わった後の深夜の教室で、私はひとりその手紙を読みながら、胸の奥が熱くなりました。
ただの塾の先生にすぎないのに、こんなふうに感謝されるなんて、本当にありがたいことです。

もう、一人一人に返事を渡すことができないので、この場を借りて全員にお礼を言いたいです。
すばらしい生徒たちと保護者の方に恵まれて、私たちは本当に幸せでした。
みんな、どうもありがとう。
そして保護者の皆様方、どうもありがとうございました。

2023年4月からの変更点

2023年4月からの変更点を書き換え、ホームページを更新しました。

☆授業料・テキスト代・講習費などの新料金
☆1・2年生の授業の曜日
☆今春の入試結果
クラスと時間」「受講料」「合格一覧」のページの一部が変更されています。
ご確認下さい。

3年生は、今春の授業料値上げをせず、もう少しがんばります。
1・2年生は、申し訳ありませんが授業料が月額2,000円アップになります。
テキスト代や講習費なども不本意ながら値上げしなければならず、心苦しいです。
人件費・教材費・光熱費等の値上がり分のご負担増となります。
どうかご理解いただけますようお願い申し上げます。

2023年度入試結果

本日3月1日(水)は、都立高校の合格発表でした。
朝から次々に合格の報告が入り、春めいた陽気もあって賑やかな1日となりました。
思うような結果が出ず何度も挫折しそうになりながら、それでもあきらめずに努力を積み重ね、高倍率を突破した生徒たち。
友人同士で喜び合う姿は、見ているこちらも思わずほろりとしてしまいます。
きっとこれまでの人生の中で、忘れられない大切な一日となったのではないでしょうか。

【都立高校】
日野台 1
昭和 1
南平  2
東大和南  5
神代 1

【私立高校】
中央大学附属 1
錦城(特進) 1
拓殖大学第一(特進) 1
八王子(文理特進) 1
拓殖大学第一 5
八王子(文理進学)  2
東京電機大 1
明星(MGS) 2
実践学園(LA&S) 1
駒場学園 1
工学院大附属 1


しかし全員が第一志望合格とはならず、私個人としては、違った意味で忘れられない一日となりました。

毎年必ず全員を第一志望に合格させるという強い信念を持って塾を続けていますが、受験には挑戦という本質がある以上、どうしても全勝無敗というわけにはいきません。
時に予想外のことやありえないようなこともおこります。
それにしても…。

本人は涙ながらに自分の実力不足ですと反省していましたが、私は、そうではないよ、と彼に言いました。
君には合格できる力があった。
それを発揮できなかったのは、私のせいでもあると思う。
口先だけの慰めではなく、私もまたその悔しさをずっと忘れないことを君に約束する。
このままでは終われない。
同じ後悔は二度としない。
その悔しさを晴らすため、お互い自分と戦い続けよう。
君は大学受験で、私は高校受験で。
3年後には、約束は果たしたと笑顔で握手しよう。
そう誓いました。

野津塾
野津昌生

授業料改定のお知らせ

人件費、光熱費、テキスト代、紙代、コピー代、… 
ほとんどの経費が恐ろしい勢いで値上がりする中、なんとかここまで我慢してやってきました。
しかし、さすがにこれ以上は無理だなぁ…というところまできてしまいました。
4月分から各授業料、テキスト代、講習費等の経費上昇分のご負担をお願いせざるを得ない状況です。
どうかご理解いただけますようお願い申し上げます。

1年生 授業料 月額18,000円 → 月額20,000円
    テキスト代 年額15,000円 → 年額18,000円

2年生 授業料 月額18,000円 → 月額20,000円
    テキスト代 年額15,000円 → 年額18,000円

3年生 授業料 月額25,000円 → 月額25,000円(値上げせず据え置き)*
    テキスト代 前期19,000円 → 前期22,000円
    春期講習費 7日間23,000円 → 7日間25,000円
    *3年生後期分に関しては1割強の値上げを予定

その他の変更点をさらに検討し、ホームページの受講料のページもできるだけ早く書き換えます。

できるだけ家計に負担をかけないようにと頑張ってきましたが、個人の努力では対処しきれない値上げラッシュが続いています。

ご期待に応えられずほんとうに申し訳ございません。

新入生の受付

すっかり月イチ更新になってしまって申し訳ありません。
忙しさを言い訳にせず、もうちょっとマメに更新しなければ…。

例年通り昨年の夏頃から、2023年度新1年生の入塾のお問い合せのお電話が入り始めました。
1月末の現時点で、すでに定員を超えましたので、そろそろ募集を閉め切ろうと思います。
この後、3月の体験入塾とクラス分けテストを経て、4月からの正式入塾となります。
これまでにお問合せのお電話をいただいている方には、3年生の高校入試が一段落した頃に、塾から体験入塾の日程などのご案内をいたします。
なお、現時点で定員を超えていても、入塾しない方がいらっしゃる場合がありますので、入塾をご検討中の方は、お問い合せのお電話を頂けますようお願い申し上げます。
キャンセル待ちという形で、空席が出ましたら、お問い合わせ順にご案内させていただきます。

野津塾は、目の行き届く少人数での丁寧な指導を大事にしています。
人数を増やして利益を上げることよりも、人数を減らして授業の質を上げることのほうが大切だと考えています。
まことに勝手ながら、どうぞご理解いただけますようお願いいたします。

◇◆◇

「床屋さんにて」

昨年末、近所の床屋さんへ行きました。
閉店間際の空いた時間に行きましたので、お客はもう一人だけ。
床屋の御主人とゆっくりお話ししながらの散髪です。
床屋さんの息子さんも娘さんも野津塾に通っていましたので、今は大学に通う二人の様子など御主人に伺いながら、のんびりと髪を切ってもらっていました。

すると隣の席で散髪をしていた、身なりの整った恰幅の良い男性が話しかけてきました。
自分の顔を指さし、
「お久しぶりです。おぼえてますか?」
誰だろう、生徒の御父兄だったかな…。
だいたい私は仕事以外では、街を歩いている時に知り合いとすれ違っても気付かないくらいぼんやりしているのです。
「20年前に塾でお世話になりましたYです。ご無沙汰しております。」
「おー!あの小さくて気の強かったY君か!」
思い出しました。高校受験ではかなり成績が危なくて、それでも周囲の心配を押し切って受験し、見事合格したあのY君!
Y君は散髪の間、今の仕事のこと、家族のこと、今更ながらに勉強の大切さを実感していることなどを語り、最後に
「お世辞でもなんでもなく、野津塾に行ってなければ、自分は全然違った人生を歩んでいたと思います。今の自分があるのは、塾のおかげだと感謝しています。本当にありがとうございました。」
そう言ってくれました。
非の打ち所のない礼節です。何という立派な態度でしょうか。
ところが私は、何というべきか迷った挙句、「ああ、うん。いろいろ足りない先生でごめんな。」とよくわからない返事をしてしまいました。

20年前の私は、つまらないことで生徒を叱り飛ばし、とにかく結果を出さなければとむきになっている未熟者でした。指導力も忍耐力も足らず、成績が上がらないのを生徒のせいにして、無理やり勉強させようと競争させていたと、今は痛切に反省しています。
当時の生徒達には、本当に申し訳なく、合わせる顔がないと思うのです。

だから彼にも謝らなくてはいけないと思ってそう言ったのですが、Y君は不思議そうな顔をして、ただ笑っていました。

今もまだ、私は先生として未熟者だと感じます。
生徒の成績が上がらなければ、それは先生の責任です。
自分が責任を引き受ける覚悟がなければ、感謝される資格はないと思っています。

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